塗装でリフォームする際に、お客様には塗料の色と種類(グレード)を選んで頂いています。「種類なんてあるの?」「あまりよく分からないから…」などご質問頂くことも多いので、今回は現在使われている塗料の種類を紹介をしていきたいと思います!
塗料の種類とは?
住宅リフォームで使用される塗料の種類は大まかに分けると以下のようになります。
・アクリル
・ウレタン
・シリコン
・フッ素
・無機
ここから、水性・油性や一液・二液など細かく分かれていきますが、今回はより分かりやすくする為にザックリ説明していきますね!
値段と耐久性
先程紹介した5種類は、それぞれ価格帯や耐久性が違います。それぞれを比較していきましょう。
〇値段
アクリル < ウレタン < シリコン < フッソ < 無機
価格はアクリルが一番安く、無機が一番高くなっていきます。
〇耐久性
名前 | 耐久年数 |
アクリル | 5年 |
ウレタン | 6~8年 |
シリコン | 10~13年 |
フッソ | 12~15年 |
無機 | 15~20年 |
アクリル < ウレタン < シリコン < フッソ < 無機
耐久性はアクリルが一番低く、無機が一番高くなっています。
このように値段が高くなっていくほど、耐久性も上がっていくという事になります。
簡単に「値段の高さ=耐久性の高さ」で覚えておくと楽ですね!
塗料の種類によって耐久年数が変わってくるのは、意外と知られていない部分ですね。
現在の主流
今現在の塗装リフォームで使われる塗料は「シリコン」が主流になっています。先程見ていただいた表のちょうど真ん中にあたり、値段と耐久性のコストパフォーマンスに優れているためです。
「10年経ったら塗装しましょう」という言葉を聞いたことはありますか?
この10年は、主流になっているシリコンの耐久年数から次の塗り替え時期を目安にして判断しているものになりますね!(もちろん経過年数だけで判断はできませんが…)
逆に、アクリルはほとんど使われなくなっており、無機も値段が高価なこともあって扱うことは稀になっています。奥三河外装でもシリコンやウレタンを中心に工事させていただいています。
まとめ
・現在の主流は「シリコン」
・値段、耐久性ともにアクリルが1番低く、無機が1番高い
・「10年経ったら塗装」はシリコンの耐久年数の目安であり、全ての建物に共通するわけではない
いかがでしたでしょうか?
今回は塗料の種類をなるべく簡単にまとめてみました。お家の塗装はしょっちゅう行うものではありませんので、使用する塗料選びも大切です。
塗料選びは、次の塗装までのおおよその期間を考えることであり、住宅の寿命を考えることであり、それはライフプラン(人生)を考えることです。
その大切なライフプランを考えるお手伝いを奥三河外装がお手伝いさせて頂きます!
気になる事や、分からないことは遠慮なく御相談下さい!
これら以外にもありますが、この5種類を覚えていれば十分ですね