金属壁のメンテナンス方法を新城市のプロが解説【保存版】

1.金属壁の種類と特長

新城市の住宅や倉庫・工場でも多く使われてきた金属製の壁材。

現在では「ガルバリウム鋼板」(1982年以降流通)といって耐久性の高い金属壁が主流となっていますが、それまでの金属壁は「トタン」という愛称で親しまれてきた建築資材で、正式名称は「亜鉛めっき鋼板」。安価であることと軽いので施工性が良かったことで、戦後多くの建物に使われてきたのです。

今回は、主にこの「トタン」こと「亜鉛メッキ鋼板」のメンテナンスについてお話したいと思います。

金属壁材はこの3種類

金属壁材は以下の3種類がメインです。

こちらが波型・「定尺波型」
こちらが山型・「定尺角波」
こちらがリブ型・「定尺リブ波」

これらの素材は、金属性なので、年数が経つと錆びてしまうという点が欠点です。さらに、継ぎ目から錆びやすいことが特長です。(上写真のとおり)

錆び発生までの期間と状態

では、気になる錆び発生までの期間はどれくらいでしょうか?

期間錆び状態対処法
20年錆が点々と出始める(近くで見るとわかる)塗装
30年錆が大きく広がる(遠目に見てもわかる)塗装+部分張り替え
40年大部分が錆びる塗装+部分張り替え及び全面張り替え
50年手で触るだけでもボロボロ崩れる全面張り替え

ご自宅の壁はいかがでしょうか?

もしも、上記期間と照らし合わせてみて、同じような状態であれば、それぞれの対処が必要です。

もしも、上記期間よりも良い状態であれば、立地条件などに恵まれていた傾向もあるため、お早目の対処でさらに長持ちしますね。

2.長持ちさせるための対処法

では、上記の表に合わせたそれぞれの対処法を紹介しますね。

➀塗装

一つ目の対処法は、塗装です。

築15年~25年頃まで塗装での対処が可能ですが、奥三河外装としては築10~15年あたりに行うのがベストだと考えています。

なぜなら、錆びが出る前に塗装をすることが、その後、一番長持ちするということを経験してきているからです。

施工前
施工後

だから、金属壁の塗装を行うのであれば、築10~15年目がベストであると判断しているのです。

築20年頃、30年頃の場合には?

「いやいや。奥三河さん、うちは築25年なんですよ、もっと早く教えてよ」というお客様も当然おられます。

そのような方に対してもう少しだけお話しをしますと。仮に築20年~30年頃の場合には、錆びがあちこちに発生してきている状態でもありますよね。

そのようなケースでは、強く錆びが発生している部分をケレンやひどい箇所だけを取替をし、その後、塗装をするという流れになります。こうなると、補修部分の費用だけ、余分に費用がかかりますが、元通りになり、その後、安心して暮らしていけるようになりますよ。

➁張り替え

二つ目の対処法は、張り替えです。

塗装が出来ない金属壁は、張り替えをすることになります。

施工前
施工後

張り替えを行うことで、金属壁は新品に生まれ変わります。

奥三河外装では、現在主流となるガルバリウム鋼板を標準で使用しますので、耐用年数は25~35年ですので、安心して暮らしていけるようになりますよ。

そして、穴が開いた金属壁は放置しておくと危険であることはご存じでしょうか?

そのため、奥三河外装では築50年を待たず、25年目あたりに張り替えをするのがベストだと考えています。

その理由を次でご説明いたします。

金属壁は穴が開く状態にまで放置すると、以下のことが発生してきてしまいます。

3.対処をしなかった場合、どうなるか?

➀穴が開いた場所からの雨漏り

ご想像いただけるように、穴が開いた場所からは雨水が侵入してしまいます。

雨水が侵入することで、柱や土台など建物の骨組みを腐食させてしまい、建物の寿命を縮めてしまいます。

カビやシロアリといった二次被害も引き起こされていきます。

➁強風時または台風による飛散

錆が進行した金属壁は、固定している釘なども一緒に錆びて緩んでいる可能性が高いため、強い風に煽られると軽量なこともあり、簡単に飛ばされてしまいます。

飛ばされた金属壁は敷地内に落ちるとは限らず、ご近所様の住宅、または敷地に飛ばされる事もあるため、迷惑を掛けることとなり大変危険です。

雨漏りによる腐食
強風によるめくれ

以上の理由から奥三河外装では、築25年目での張り替えがベストだと考えているのです。

4.まとめ

金属壁のメンテナンスは、築年数に合わせた方法を取ることが、もっとも長持ちします。その結果、お家で快適な人生を過ごしていくことができます。

さらに、メンテナンスにおいても、地元の職人直営の専門店で行うほうがお安く良い工事をしてもらえます。

新城市で金属壁のメンテナンス・塗装・張り替えをお考えであれば、ぜひ奥三河外装もお見積りの一社に入れてくださいね。
奥三河外装は、張り替えも塗り替え(外壁塗装)も両方を自社職人での対応が可能ですので、安心してお気軽にご相談ください。

板金班職長
河田裕敬

金属壁のメンテナンスをお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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